練習場とコースの差をなくす方法
「練習場では結構当たるんです。」
「でもコースに行くと全然ダメなんです。」
これはレッスンをしていると本当によく聞く言葉です。
もしあなたも同じ悩みを
抱えているなら安心してください。
それはあなただけではありません。
むしろ多くのゴルファーが経験しています。
僕自身もそうでした。
練習場では真っすぐ飛ぶ。
アイアンも気持ちよく当たる。
「今日はいける。」
そう思ってコースへ行く。
そして1番ホール。
右へ消えていく最悪のスタート。
頭の中は真っ白。
「昨日までの練習は何だったんだろう。」
そんな経験を何度もしてきました。
練習場とコースでは
求められているものが全く違うんです。
今回はその違いと、どうすればその差を
埋められるのかについてお話しします。
なぜ練習場では上手く打てるのか
まず考えてみてください。
練習場ってすごく優しい環境なんです。
足元は平らで
毎回同じ場所から打てる。
成功するまで打てる。
池もないし
OBもない。
つまり気がつかないと
ミスショットに気づかないんです。
だから多少スイングがズレてもお構いなしで
トップした。ダフった。スライスした。
よしもう一球。
これができる。
でもコースは一発勝負です。
打ち直しはありません。
その一球で結果が決まる。
ここに大きな差があるんですね。
実はコースはショットの勝負ではない
多くの人は、
「もっと良いスイングを身につければコースでも上手くいく」
と思っています。
もちろん技術は大切です。
でもキャディとして
たくさんのゴルファーを見てきて思うのは、
調子がいい=スコアが良い
わけではないということです。
どゆこと?
飛距離が出るわけでもない。
毎回ナイスショットするわけでもない。
それでもスコアは良い。
なぜでしょうか。
答えは簡単です。
コースで必要なのはショット力
だけではないからです。
・判断力
・マネジメント
・メンタル
これらが大きく関わっています。
つまり練習場でやっていることと
コースで求められることにはズレがあるんです。
コースで起きている本当の問題
例えば練習場。
150ヤードの看板に向かって打つ。
少し右でもOK。
少し左でもOK。
特に問題ありません。
でもコースではどうでしょう。
右は池。
左はOB。
グリーンは横20ヤード。
しかも風が吹いている。
同じ150ヤードでも難易度は全く違います。
さらに後ろの組が待っている。
同伴者が見ている。
スコアも気になる。
無意識にプレッシャーがかかる。
すると身体は力み、
テンポが速くなります。
結果的にいつも通り振れなくなります。
つまり
コースで起きている問題の多くは
技術不足ではなく環境への対応不足なんです。
練習場でやるべきこと
ここからが重要です。
ではどうやって差を埋めるのか。
まずやってほしいのが、
同じクラブを連続で打つ練習を減らすことです。
ドライバー20球。
7番アイアン20球。
これではコースの練習になりません。
なぜならコースで同じクラブを
20回連続で打つことはないからです。
おすすめは仮想ラウンド。
ドライバー。
7番アイアン。
ウェッジ。
次はドライバー。
ユーティリティ。
こんな感じでクラブを毎回変える。
これだけで難易度は一気に上がります。
そしてこれがコースに近い練習になります。
一球一球に意味を持たせる
次にやってほしいこと。
それは毎回ターゲットを変えることです。
ただボールを打つだけになっていませんか?
コースでは必ず目的があります。
フェアウェイ右サイド。
グリーンセンター。
花道狙い。
常に狙いがあります。
だから練習場でも、
「あのネットの右を狙う」
「次は左のポールを狙う」
というように目標を決める。
これだけでも集中力は大きく変わります。
ナイスショットを求めすぎない
ここが一番大事かもしれません。
多くの人はコースで100点のショットを求めています。
フェアウェイど真ん中。
ピン横1メートル。
そんなショットばかり狙っている。
でも実際にスコアが良い人は
70点を積み重ねています。
フェアウェイの端でもOK。
グリーンの真ん中でOK。
ボギーでOK。
危険を避けながらプレーしています。
だから崩れない。
逆に100点を狙う人ほどOBを打つ。
池に入れる。
大叩きする。
結果としてスコアが悪くなる。
ゴルフはナイスショットの数を
競う競技ではありません。
少ない打数で上がる競技です。
アプローチとパターが差を埋める
練習場でドライバーばかり打っていませんか?
気持ちは分かります。
飛ぶと楽しいですからね。
でもスコアを作るのは100ヤード以内です。
例えばドライバーが20ヤード飛ばなくても
大きな問題にはなりません。
でも3パットは確実にスコアを悪くします。
アプローチでザックリ。
トップ。
これもすぐにスコアへ影響する。
上手い人ほど地味な練習が多いです。
アプローチ。
パター。
距離感。
ここを磨いています。
だからコースでも安定したショット
が可能になってくるんですね。
今日からできる3つのこと
もし本当に練習場とコースの差をなくしたいなら、
次回の練習でこの3つを試してください。
①同じクラブを連続で打たない
毎回クラブを変える。
コースを想定する。
②必ずターゲットを決める
ただ打つだけをやめる。
狙いを持つ。
③最後の10球は一球勝負
失敗しても打ち直さない。
本番だと思って打つ。
これだけでも練習の質は大きく変わります。
まとめ
練習場では上手いのにコースで打てない。
その原因はスイングだけではありません。
練習場とコースでは環境が違う。
求められる能力も違う。
だから練習場の延長線上で考えていると
違和感は消えません。
大切なのは、
コースで使える練習をすること。
一球勝負を意識すること。
70点のショットを積み重ねること。
そしてアプローチとパターを大切にすることです。
次回練習場へ行った時は、
ただ球を打つだけではなく「コースの練習」をしてみてください。
その積み重ねが、練習場とコースの差を
少しずつ埋めてくれるはずです。
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